柔道の試合でやってはいけない反則行為(禁止事項)を犯すと、試合は一時中断され、両方の選手は試合開始時の位置に戻され、主審から反則の宣告を受けます。

(寝技の場合は元の位置に戻らないこともあります)

ルールを覚えて、勝利を目指して試合に出場し、より柔道に強くなり、上達しましょう

1.反則の判定基準

柔道の試合のルールでは「指導」「注意」「警告」「反則負け」という反則があります。
(これは講道館ルールでのこと、国際ルールでは「指導」「反則負け」のみ)

指導

軽微な禁止事項を犯した場合に宣告されます。

注意

少し重い禁止事項を犯した場合、また「指導」を受けている選手が、さらに「指導」または「注意」に相当する禁止事項を犯した場合に宣告されます。

警告

重い禁止事項を犯した場合、また「注意」を受けている選手が、さらに「指導」または「注意」に相当する禁止事項を犯した場合に宣告されます。

「警告」は、相手に「技あり」をとられたと同等にみなされます。

反則負け

極めて重い禁止事項を犯した場合、また「警告」を受けている選手が、さらに禁止事項を犯したときに宣告されます。

「反則負け」は、相手に「一本」をとられたと同等にみなされます。

(国際ルールでは「指導」2回で相手に「有効」が与えられ、「指導」3回で「技あり」、「指導」4回で「反則負け」となり、相手に「一本」が与えられます)

2.禁止事項(33項目)

「指導」となるもの

1 積極的戦意に欠け、攻撃しない。(約30秒間)

2 相手と組まず、勝負を決しようとしない。(約20秒間)

また組んでも切り離す動作を繰り返す。

3 攻撃しているような印象を与えるが、明らかに相手を投げる意識のない動作を行う。

4 立ち勝負のとき、極端な防御姿勢をとる。(6秒以上)

5 立ち勝負のとき、相手の同じ側の襟や袖を握り続ける。(6秒以上)

6 立ち勝負のとき、相手の帯や裾などを握り続ける。(6秒以上)

7 立ち勝負のとき、必要もなく相手の腕の下をくぐり抜ける。

8 相手の袖口や裾口に指を入れて握る。

(自分の柔道衣ならよい)

また立ち勝負のとき、相手の袖口や裾口を直接ねじって握る、または絞って握る。

9 立ったままで選手がお互いの手の指を組み合わす姿勢を続ける。(6秒以上)

10 服装を乱す、また審判員を得ずに勝手に帯などを締め直す。

11 防御または寝技に移るために、立ち姿勢または寝姿勢から、立ち姿勢の相手の足(脚)を手でとる。

ただし巧みに相手を倒す場合を除く。

12 帯の端や上衣の裾を相手の腕に巻きつける。

13 柔道衣をくわえたり、相手の顔面を直接、手(腕)や足(脚)をかける。

または相手の髪をつかむ。

14 無意味な発声をする。

「注意」となるもの

15 絞技の中で、頸部(首)以外を絞める。

16 寝技のとき、相手の帯や襟に足(脚)をかける。

17 相手の指を逆にして引き離す。

18 寝技に引き込む。

19 相手の握りを切るために、相手の手または腕を膝や足(脚)で蹴り放す。




20 立ち勝負のときに場外に出る。

ただし相手の技、または動作により出る場合を除く。

「警告」または「反則負け」となるもの

21 故意に場外に出る、相手を出す。

22 払腰などをかけられたとき、相手の支えている脚を内側から刈る、または払う。

23 河津掛で投げる。

24 関節技の中で、肘関節以外をとる。

25 首の関節、及び脊柱に故障を及ぼすような動作をとる。

26 背を畳につけている相手を引き上げ、または抱き上げたとき、これを突き落とす。

27 選手の一方が後ろからからみつたとき、これを制しながら故意に同体となって後方に倒れる。

28 立ち姿勢から腕挫脇固を施す場合、一挙に体を捨ててとる。

29 場外で技を施す。

30 審判員の制止、または指示に従わない。

31 相手の人格を無視するような言動をする。

32 相手の体に危害を及ぼしたり、柔道精神に反するようなことをする。

「反則負け」となるもの

33 内股、跳腰、払腰などの技をかけながら身体を前方に低く曲げ、頭から突っ込む。

3.少年ルール

相手が身体の発達過程にある小中学生が柔道の試合を行う場合、少年ルール(講道館柔道試合審判規定・少年規定)が適用されます。

少年ルールでは、より安全に柔道の試合が行われるよう、また勝負扁重にならず、相手を尊重する柔道を行うため、上記の反則となる禁止事項に下記のことが加えられます。

相手の後襟、背部、帯を握ること(瞬間的ならよい、また中学生は後ろ襟を握ることは許される)。→「指導」

両膝をついての背負投。→「注意」以上

いきなり相手の足(脚)をとる。→「注意」以上

小学生が、絞技、関節技を用いる。→「注意」以上

中学生が、関節技を用いる、および三角絞を用いる。→「指導」

蟹挾。→「反則負け」

無理な巻込技。→「注意」以上

相手の首を抱えての大外刈、払腰。→「注意」以上

双手刈。→「注意」以上

小学生の裏投げ。→「注意」以上

寝技などで、首の関節、脊柱に故障を及ぼすような動作。→「指導」以上

たとえ柔道の試合のルールで反則とならないといって、体の大きな少年少女が、体格差にモノをいわせた巻込技や強引な力技ばかり行い、これはクセになると、将来的に柔道は上達は難しくなります。

もっともっと高く強くなれる可能性があるのに、低い位置で天井をつくることになるのです。

体の大きい少年少女たちは、自分より体の小さな同級生と乱取を行わず、大人や年上の自分より体が大きかったり力が強い人と行ったり、打ち込みでは、自分より背の低い選手に対し、腰を低くして技に入る練習を行ったり、投げた後は絶対に巻き込まないようにしたりして、体格に頼った柔道を行わないようにしましょう。

自分の体を活かして、自分より大きな人間、力が強い人間を投げて制することが、柔道の目標です。

ジュニアは、いつか死ぬ運命にある人間という生物において、未来の可能性は大人よりも高いのですから、もっともっと大きな夢をもって、それに目を輝かせて柔道の練習を行ってほしいものです。






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