古式の形(こしきのかた)は、創始者嘉納治五郎が学んだ柔術「起倒流」と「天神真楊流」のうち、起倒流の竹中派に伝えられていた形をそのまま保存したものです。現在の乱取等は柔道着のみの軽装で行われるが、この形は鎧組討(よろいくみうち)を想定しています。

古式の形のやり方

柔道の古式の形は表の形14本、裏の形7本であり、表は荘重優雅に段をつけて、裏は敏速果敢に段をつけずに動作します。

古式の形は柔道の原点の柔術が形となっているため形のやり方が独特です。鎧組討を想定しているため相手の肩や腕を掴み投げるのが特徴的です。また投げるというよりも転ばせるような形に見えます。

表の形は14本あり一本一本に段をつけて比較的ゆっくりと行い、裏の形の7本は段をつけずに素早く流れるように行います。

谷落(たにおとし)

ここでは古式の形の表の形で比較的容易な形の谷落を例にあげていきます。

受けが取りの左斜め後ろに立ちます。受けが半歩左前へ左足を踏み出し左手で取りの帯を掴むように手を当てます。

受けが左手で取りを後ろへ押しこみながら、受けが左手で取りの左手を掴みかかり当時に右手を肩口から首に手を回し、右足を取りの前へ踏み出します。この時の体制は受けが取りの上体を下げさせ内股をかけるような体制になります。




取りは頭を下げさせられた時に受けの右手首を掴み、腰を前へ出しながら胸を張るように上体を起こします。

取りが腰と左太腿で受けの下半身を固定するようにし、左手で後ろへ押し返す様にして後ろへ投げます。

現在使われている谷落の原型となっている形なので他の古式の形よりも覚えやすくイメージしやすいかと思います。

古式の形の練習

柔道の古式の形の練習メニューは受けが重視になります。古式の形は上半身を使い相手の力を利用した投げになるので、上達には受けが重要になってきます。

古式の形では受けが投げられた後に受け身からそのまま立ち上がる形がいくつかあります。ここが上達には重要になります。

特に裏の形は一本一本に段がないので立ち上がりがスムーズでなくては流れが止まってしまいます。

柔道の形の上達には取りと受けの意気を合わせることが重要になりますが、古式の形は取りが技をかけて投げるというよりも受けの力を利用して転ばせる形になっている為、受けの重要性が大きくなります。

また、表の形は形と形の段で作法があります。柔道の形の上達にはこの作法もしっかりできなくてはいけないので練習メニューを組む時には、投げてからの作法も一連として練習していくことが良いです。






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