柔道のための体作りに欠かせないのは、当然食事という事になります。
なんとなく食事をするのではなく、選手レベルの食事はどうあるべきか、常に考えておく必要があります。
正式な選手団として、アドバイザーやトレーナーがついていれば、任せることも出来ますが、そうでないと自己管理しなければなりません。
普通の食事と比べて、一体何に気を遣えばいいのか、最初は分からないと思います。
ここでは、柔道のための体作り、スタミナづくりに役に立つ食事について、お話ししていきたいと思います。
ただ、日々練習するだけでなく、生活全般に気を使って生活することで、有意義な柔道生活を図れるといいですね。
食事管理が柔道の上達に大きくかかわっていることが、ご理解いただけると思います。
1.柔道家のための食事について
柔道家の食事の基本は、体作りのために、いつ、どんな時に何をどれだけ食べるかを理解することです。
それには、栄養の三大要素の「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」をいつ、どの位の割合で食べるのがベストか知ることです。
特に自分より、体も大きく、力も強い選手と当たる場合は、技のみでは通用しないことも、出てくるでしょう。
それに耐える体を作るために、体脂肪を減らして、筋肉量を増やす体作りが、重要になります。
具体的に、それに関して述べさせていただきます。
1)柔道家の朝食について
まず、朝食はその日の、それからの活動に必要なエネルギーになりますから、炭水化物を入れてください。
白米より玄米、食パンより玄米パンといったように食物繊維やビタミン、ミネラルが多く含まれるものを採用しましょう。
それ以外では、たんぱく質として食物繊維が豊富な野菜類を先に食べ、その後にチーズや卵を食べるようにすると、血糖値の急上昇を防げます。
食べる時間は、その後の練習の二時間前にすると、消化が終了した状態で、次の練習に当たれます。
2)柔道家の昼食について
一般の人は、昼食に炭水化物を摂り過ぎると、午後眠くなったり、肥満の原因になりますが、エネルギーを多く消費する柔道家は、ある程度は大丈夫です。
昼に昼食を取ったら、その後二時間は、練習をせず休憩をとるようにします。
食事して2時間休んで練習を、一日で3回繰り返すようなパターンは、柔道家には理想的な形になります。
それで、栄養が不足する場合は、3時間おきに間食をとるのもいいでしょう。
練習後、たんぱく質を十分とると筋肉の発達に役立つようです。
3)柔道家の夕食に関して
柔道選手の夕食は、体作りのためにたんぱく質とビタミン類の補給が出来るものが理想です。
低糖質、低脂肪、高たんぱくは、どの食事でも基本ですが、細かく分けて取ることが筋肉強化に効果的なようです。
成人の柔道の選手で、夕食にお酒類を摂られる方は、ビールや日本酒といった糖質の多いものではなく、ウィスキーや焼酎の様な蒸留酒が望ましいです。
このように、よく考えて理想的な食事メニューを実行出来れば、柔道の体づくりも出来、上達にもつながりますね。

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