柔道の並十字締めは、絞め技12本の一つである。
十字絞めの一種で、他には逆十字絞め、片十字絞めがある。
また十字絞めも、どちらの手を上に掛けるかて二種類となります。
この技の特徴は、両手の甲が上になる様に、相手の両襟をつかんで、相手の頸部を絞める技です。
並十字絞めは、絞め技の中でも掛けやすい技と言われています。
しっかり、襟をとって極めればいいと思いますが、絞め技は小学生では、禁止ですので中学以上になったら、習いましょう。
技の掛け方を、しっかり習得して、立ち技だけは無く、寝技になっても技が極められる様になれば、柔道が上達したことになりますよ。
1.並十字絞めの掛け方とコツについて
ここでは、並十字絞めの掛け方と、そのコツについてお話しします。
1)並十字絞めの掛け方について
並十字絞めは、両手の甲が上になる様に襟をつかみ、その名の通り、絞める手の形が十字になります。
両手の親指を相手の両襟内側に深く差し入れ、両小指の外側部分が、相手の左右の頸動脈に当たるようにして、締め上げます。
仰向けの相手に馬乗りになって絞める場合や、相手の下から絞める場合などがあります。
この時の、襟の握り方がこの形になっていれば、並十字絞めになります。
絞め方は、相手を十分引き付けて、両足を使って、相手の体の自由を奪います。
相手が逃げようとして、こちらの両肘を押し上げようとしてきた時は、自分の両肘を曲げながら腰を浮かし、上体を相手に多い被せるるように上体を倒して抑え込み、防ぎます。
並十字絞めのコツについて
まず絞め方のコツとしては、自分の両手でしっかり相手の奥襟を掴むことで、絞め技が効きやすくなります。
相手の体を抑え込むときのコツは、体全体で抑えるようにすると、逃げられる場合があります。
相手の両足が自由になっているので、相手は下半身を振って、逃げることを画策します。
絞められる相手にしてみれば、本当に苦しいので、死に物狂いで抵抗してきます。
確実に、抑え込んでおかないと、相手に逃げられます。
そこで、どこを抑えれば、相手が逃げられないか原理を知る必要があります。
上に乗っているだけではバランスが悪いので、逃げられやすいです。
抑えるポイントは、三か所です。
首と肩と腰を意識してください。
技にもよりますが、相手の首を肘で抑えたり、相手の肩を自分の鎖骨の上の胸の部分で抑えたり、腰は、足や腕を股の間に入れて固定する方法があります。
技をかけあい、逃げる相手を抑える練習の中で習得してみてください。
きっと、柔道の寝技の上達の道が開けますよ。

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