柔道の固技は、抑込技、絞技、関節技の3つに分類されます。
抑込技はその基本といえます。
たとえ投げても最後に抑える技術がしっかりしていなければ、それまでのすべてが徒労に終わることになります。
抑え込み技の役割と上達のコツは、
1.力で相手の体の一部をしっかりと固めること
2.自分自身のバランスを保つこと
です。
強い力も必要ですが、効率よく自分の力を相手に伝えるかが大切です。
また相手の動きに応じて、あるいは動きを予知して自分のバランスを保つ、常に自分の安全を考えることです。
1.帯
柔道の抑込技では、できるだけ相手の帯を握って抑えることが勧められます。
たるみがなく、力が効率よく伝わり、引きつけることで相手の腰の動きを制限することができます。
自分の帯を握って利用することができます。
また他の抑込技に変化もしやすいです。
2.少しずつ直し続ける
柔道の抑込技は、抑えたら相手の動きによって少しずつ崩れていきます。
それを早め早めに正しい形に直していく必要があります。
正しい形に向かって少しずつ直し続けることが大切です。
また普段の練習メニューでも、相手を抑え込んだら、それに固執せず、次の抑え込み技や絞技、関節技に連絡していくこともより柔道の上達につながります。
3.相手の動きを予知する
右に返そうとしている相手は、1度左に力を加えて、その後一気に右に力を働かせます。
右に揺さぶられたら左に対するバランスをとる必要があります。
4.体形に合った抑え込み方を
体重がある人は体重を生かし、体重が軽い人はバランスをとりながら自分に合う抑え方をしましょう。
5.引きつける力
体の力と柔軟性は必要不可欠です。
特に懸垂や綱のぼりなどで、引きつける力はつけたいものです。
6.抑込技からの逃れ方
完璧な抑込技を決められたと逃れることは難しいです。
そのため柔道の抑込技の攻防の多くは、抑える、あるいは抑えられるまでのものになります。
しかしわずかなスキが見つかれば、そこから逃れることがまったく不可能というわけではありません。
普段の練習メニューから、もちろん試合の時でも、最後の最後まであきらめず逃れることを試みたいものです。
あがきつづけることも強さだといえ、また次の柔道の強さと上達につながるのではないでしょうか。

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