柔道の腰技(こしわざ)は、浮腰・大腰・腰車・釣込腰・払腰・釣腰・跳腰・移腰・後腰・抱上・袖釣込腰の11本からなる、腰を働かせて投げる技です。
腰技の役割
柔道の腰技は投技の中で相手を腰に乗せて、そこを支点に相手を投げる技です。腰技は体の大きい人に適している技が多くあります。
腰技は相手を自分の腰に乗せて投げるので力強く豪快に投げることができます。
腰技の練習
基礎
柔道の腰技が上達する練習メニューとしてまずは基礎練習を紹介します。腰技は相手を自分の腰に乗せる必要があるので足腰を鍛えることが必要です。
スピードとタイミングが合えば自分よりも体の大きな人を投げることもできますが、相手を腰に乗せたときに踏ん張れる力がないとしっかりと投げられません。
基礎トレーニングとして相撲の四股や、スクワットが効果的に足腰を鍛えることが出来ます。スクワットは人を背負いながら行うとより効果的にトレーニングが出来ます。
スクワットをする際には、大腰の形で相手を腰に乗せて行うとバランスのトレーニングもできるので良いでしょう。
基本
柔道の腰技が上達する練習メニューの基本としては、打ち込みをしっかりと練習しましょう。投技の基本を覚えるには打ち込みは必要不可欠です。
また、腰技は組手の工夫の仕方次第で、自分に合う有効的な力の使い方ができるので、打ち込みで自分の形をしっかりとつくっていきましょう。
腰技のコツ
腰技においてのポイント、コツになるひとつとして組手があります。大腰を例にあげて説明していきます。
組手の工夫の仕方は引き手の位置ひとつで大きく変わってきます。大腰をかける際に自分の引き手を相手の袖口を持つか、肘の辺りを持つか、肩口を持つかで変わってきます。
袖口を持つと相手とも間合いがあるのでスピードを活かして大腰を掛けることができ、肩口を持つと相手と密着しやすくなるので力強く技をかけることができます。
体の小さい人が大腰をかける際には肘から袖口にかけて引き手を持つことでスピードと体の回転による遠心力を利用して投げることができます。
体の大きい人は肘から肩口にかけて引き手を持つことで体をしっかりと密着させ力を効果的に伝え投げることができます。
ここで体の大きい人と小さい人で分けて説明しましたが、実際には個人個人で力が伝えやすく、投げやすい持ち方があるので、一つの参考として練習してください。
腰技に限らず投技全般的に言えることですが、柔道の腰技は特に足腰の力強さが必要となるので、基礎として足腰のトレーニングをしっかりとしていきましょう。

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