どの競技においても同じことが言えますが、練習をしないと上達はしません。
特に、柔道は練習をすればするほど、上達します。
また、相手を投げたか相手になげられなかったなどと、勝敗が明確にでるので、柔道は上達したかどうか実感しやすいです。
現在、柔道は世界的に有名になり、世界中に競技者がいます。
その影響もあり、ルールが変わったり、世界中の国々から新しい技が作られたりするなど柔道は進化しています。
それに対応するには、技術も進化しています。
崩しとは、技に入る前に相手のバランスを崩すことです。
柔道の技をかけるには、崩し、造り、掛けが重要と言われています。
そこで今回は、相四つ組手の大内刈りのやり方とこつについて説明します。
1. 相四つ組手の大内刈りのやり方
相四つ組手の大内刈りのやり方について説明します。
最初に右足で相手に踏み込みます。
次に、左足を右足の後ろに踏み込み、相手に密着します。
そして、最初に踏み込んだ右足で相手の左足を刈ります。
技に入るイメージとして、相手に体重をかける事を意識します。
2. 相四つ組手の大内刈りのこつ
技に入るコツとしては、踏み込む位置と腰の高さ、手の動作、目線が重要となってきます。
まず、踏み込む位置と腰の高さを説明します。
踏み込む位置の目安として、相手の両足と自分の右足で綺麗な三角形ができる場所と考えればやり易いです。踏み込む位置が遠ければ、相手を十分に刈ることが出来ませんし、逆に近すぎたら技に入るスペースが狭くなり、刈りづらくなります。
腰の高さは、相手の帯よりも自分の帯が低い位置にあるのが目安です。腰が高い位置にあるとその分重心が高いことになり投げられやすいので、意識することが大切です。
次に、手の動作を説明します。
手の動きは足の動きと連動して行います。二歩目の左足を踏み込む時に引手、釣り手を下方向に八の字に開いていくイメージで力を加えます。この時、腰の高さも関係しており、腰を落とすことで相手に手の力と同時に自分の体重も相手に乗せることが出来ます。
最後に、目線をどこに向ければいいか説明します。
技をかける上で目線はとても重要で、投げる方向を見るようにします。その際の目安として、相手の肩越しに後ろの畳を見るといいです。
まとめると、一歩目の踏み込みで三角形をつくり、二歩目の踏み込みで腰を落とすと同時に手を八の字に開き体重をかける。そして、技をかける時の目線は相手の肩越しに畳を見るとなります。
簡単にできない技術なので、何回も乱取り稽古中に挑戦したり、打ち込みで同じ動きを繰り返して覚えていきましょう。
覚えるとスムーズに入れるようになり、相手を投げることができる効果的な技術になります。
以上のことが相四つ組手の大内刈りのやり方とこつについてです。
大内刈りのやり方を覚えて柔道の上達に繋げましょう。
頑張ってください。

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