柔道の内巻込(うちまきこみ)は横捨身技15本のひとつと言われる。
一本背負投げに、よく似た技である。
内巻込は、一本背負投げの様に、相手の肩腕を肩に背負って、自分の体を捨てるように相手を巻き込んで、回転させ投げる技です。
よく似た技に、小内巻込があり、こちらの方が有名な気がします。
一本背負いが、掛からなかったときに、相手が後ろに逃げているのを利用して、足を刈って後ろに倒す技ですが、これは禁止技になっています。
この禁止技ですが、大きなルール改正がこのところ続いていて、2013年にレスリングのような小技でポイントをとるJUDOを見直すために、改正され、小内巻込も禁止されました。
本来の日本柔道が目指している「美しい一本」を極める柔道を復活させる動きのようです。
現在は、リオオリンピック後の2016年12月にルール改正を打ち出し、2020年東京オリンピックに向かって、日本柔道の本来の形を取り戻す方法に向かうようです。
大きく言われているのは、「有効の廃止」で技あり、一本が決まり手の中心になる様に回帰するようである。
話は、それたましが、内巻込は、柔道の正式な技と認められているので、しっかり身に着けて、柔道の上達を図りましょう。
1.内巻込の掛け方とコツ
まず内巻き込みの掛け方と、コツについて述べていきたいと思います。
1)内巻き込みの掛け方
自分の両手で、相手の肩袖をつかみ、相手の腕を自分の首に巻き付けるように引いて、踏み出した足を足裏で回転させながら体を反転し、相手を背負うようにしで、倒れこみながら掛けるようにします。
実際には、右組の場合は技を掛ける方は、相手を前または右隅前に引いて、相手の左手脇から差し入れて、一本背負いの様に抱え込みます。
体を回転させ、腰を相手の外側に出して、相手の足が外に出るのを防ぎながら、前方に倒れこみながら、抱えた腕を首に巻き付ける様に引き付けて投げます。
2)内巻き込みのコツについて
内巻込の技に入った場合、相手を背負ったときに、釣り手も使って、しっかりとその腕を抱え込み、腰を深く入れて、肩から鍬を振り下ろすように投げることが大事です。
投げるときは、自分の体を前に沈め、回転するように投げ、相手の体は、首の周りをまわる様に投げます。
注意点としては、柔道の禁止事項として、相手の同じ側の襟や袖を6秒以上握り続ける事があるので、注意が必要です。
この場合は、「指導」をうけることになります。
内巻き込みは、まず相手の片袖を使えるところから始まりますが、技になかなか入れなくて、片袖を握ったまま6秒経過すると「指導」になってしまいます。
試合だと、道着をとっても、お互いに腕を張り合って膠着することがあるので、相手をつかみに行ったら、なるべく早く技に入れという事でしょうか。
また、先に述べたように、柔道のルールも変わっていきますので、早く情報を仕入れて、対応方法を考える必要がありますね。
そういった事も、柔道の試合巧者としての上達につながると思います。

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