河津掛は、相手の足に自分の足を絡ませ、自分の体重をかけて後方へ引いて倒します。
河津掛は、柔道では、投技の横捨身技に分類されますが、試合では講道館ルール、国際柔道連盟ルール共に禁止技です。
(禁止されたのは1955年5月)
故に通常の練習メニューではあまり河津掛は練習されません。
1.足を相手の脚にからませる
河津掛けのやり方とコツは、相手の脚に自分の足をからませて、自分の体を寄せていくことです。
引き手は相手の肘を握り、釣り手は襟から放して相手の脇の下から首を抱えるようにします。
釣り手は他の場所をとってもかまいません。
できるだけ相手と密着しやすい場所、また自分も不安定になりやすいので、それを安定させやすい場所を持ちます。
引き手を効かせて相手を崩しながら、体を密着させ、足を大内刈のようにかけます。
そしてかけた足の足首から先を、相手の脚に巻き付けるようにからめてロックします。
相手は、上半身を密着され、かつ片脚が動けなくなります。
不自由になった相手を、引き手と釣りでコントロールしながらと、軸足をケンケンして相手に寄っていき、相手を倒します。
足のかけ方は、小内刈りから足先をからめロックしたり、小外刈りからからめたりすることもあります。
投げた後は、有利なポジションから、すかさず寝技に移行しましょう。
1.危険な技なので練習は気をつけて行う
柔道は武道であり格闘技ですから、試合で禁止だからといって河津掛を練習することは意味がないわけではありません。
柔道を上達するために、少し頭を柔らかくして、河津掛の練習することは意味があることかもしれません。
ただし河津掛は、脚をケガしやすい技で、それ故に試合では禁止とされています。
もし練習メニューに加える場合は、ケガをしないように、気をつけて行いましょう。
具体的には、投げられる側はあまり踏ん張らずにきれいに投げられましょう。
投げる側も、あまりしつこくいかずに、きれいに投げるようにしましょう。
練習はケガをするために行っているのではなく柔道を上達するために行っていることを忘れないようにしましょう。
2.反則
試合においては、大内刈や内股などをかけたとき、足が絡んでしまい、そのまま後に倒れ込んでしまうことがあります。
これが河津掛とみなされ反則負けとなるケースがありますので要注意です。

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