裏投げは自分から仕かける技ではなく、相手の背負い投げ、大外刈り、払い腰などを受け止めて逆に投げる技です。
裏投げのやり方とコツは、相手の攻撃を、ポイントをズラして殺し、そして膝を曲げ腰を落とし、膝のバネを利用して投げることです。
また柔道は武道であり格闘技です。
たとえ裏投げで投げられてしまうことは、仕方ないこととしても、ケガをさせられるというのは許されません。
しっかり受け身をとってダメージを軽減し、もし続くならば、相手と戦い続けられるようにしなければなりません。
そして体の大きな人、体格的に有利な人は、自分より体の小さい人や体格的に劣る人を相手に裏投げばかりしていると、柔道の上達はありません
そういう人は自ら裏投げを禁じて、他の技に挑んだり、また自分より体の大きな人や体格で勝る人と積極的に柔道をするようにしましょう。
1.相手の攻撃より一瞬速く体を移動させる
相手が大外刈りや払い腰で攻めようとしている場合、踏み込みに対して、自分の体を移動させポイントをズラし、かつ膝を曲げて腰を落とし、相手を両手で抱きかかえます・
2.膝を使って真後ろに体を捨てながら、相手と同体に倒れる
相手の腰の下に膝を入れて、相手をへその上に乗せるようにして、膝を利かせながら、弓なりに体を捨てて、相手とほぼ同体で倒れます。
2.アゴを引く
裏投げで投げられた人は、危険を回避するためには、倒れるときに十分アゴを引くようにします。
また体を捻るなどして首や頭から落ちることを防ぎます。
2.練習
裏投げは、試合でよく使用され、よくみられる技ですが、技術的にはかんたんで、しかも危険な技なため、この技が柔道の練習メニューに入れられることはあまりありません。
しかし柔道の上達のために裏投げを練習メニューに入れるなら、ダミー人形やマットなどを利用したり、集中して数や量をあまり多くせず、安全を確保して行います。
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